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2016年5月17日火曜日

横浜トライアスロン 2016 の所感

世界トライアスロンシリーズ横浜大会に参加した、個人的な感想やふりかえり。参加申込の検討や、レースの準備に役立つ情報は、横浜トライアスロン 2016 のメモを参照されたい。

スイム


目標: 31分
結果: 31分13秒
順位: 250位

最大の課題である「パニックで棄権する、という事態を避けること」はクリアできた。やばい溺れるかも恐い、とは思わなかった。ただペースを上げて息があがると、どうなるかは、別の話だ。

「最後尾外側に陣取り、号砲から10秒間は泳がずに様子を見る」というのを実践した。空(す)いてるコースを見つける、人が泳いでいるときのブイの見え方を知る、のが目的だ。これは正解だったので、今年は続けていく。

順位自体はどうでもよいのだけれど、順位が低い → 相対的に遅い → まだ伸びしろがある、と仮定している。なので順位が一番低い種目が、次にフォーカスするべき種目と言える。3種目の中で、スイムが一番順位がよかったので、これまでどおりフォームに集中する練習を続ける。


T1


水から上がって、バイクの前まで到着するまでに約3分、着替えてバイクをラックから外すまで約1分。予想より速い。

自宅で試すと、ウェットスーツを脱ぐのに時間がかかっていたのだけれど、当日は素早く脱げた。脚の部分に「おきがえスプレー」なる潤滑剤を吹きかけておいたのが効いたのか、単に濡れていたからなのかは不明。次に練習する機会があったら、スプレーなしで試してみよう。



バイク


目標: 1時間17分
結果: 1時間20分44秒
順位: 536位

心拍 145-155 bpm で、平均時速 31 km と予想していた。実際には、最初の2周は心拍が高すぎた上に、平均時速 29km くらい。後半は腰、中殿筋、大腿二頭筋の付け根が痛くなった。

T1 で 500m 近く走ってて、心拍が上がっているとはいえ、コントロールできてなさすぎる。最初の5km で目標心拍に抑えるようにしよう。

順位はバイクが最も悪かった。次の1ヶ月はバイクの比重を増やすことにする。

スピードが出ず、筋肉痛になるのは、絶対的な筋力が不足しているからであろう。スキルも含めたパワーという側面もありそうだけど、二の次だ。筋トレと高負荷の練習を取り入れていく。

また、腰にくるのは、ポジションが悪いからかも知れない。普段の練習と姿勢が違ったような感覚があった。写真が手に入ったら、確認する。


T2


マーシャルが向かい側の選手に注意をしていたらしく、私のラックの真ん前にいて、ラックにバイクを置けなかった。焦りながら「あ、あの、バイクを置いていいですか?」と声をかけたところ、マーシャルも焦った様子で、こっちかあっちかと、サッカーのフェイントみたいな状態になってしまい、ラックにかけるのに手間取ってしまった。思わず舌打ちをしてしまったのだけど、あれは聞こえたのではないか。失礼であった。だいたい秒単位でタイムを競ってるわけでもあるまいし。すみません、マーシャルさん。何なら野毛で一杯おごるので、チャラにしてください。

ラン


目標: 50分
結果: 45分48秒
順位: 314位

目標50分に対して、45分48秒だったが、10km ないと思うので、補正しておく必要があるだろう。GPS の記録では 9.66km なので、ざっくり安全側に倒して 9.5km だと仮定すると、10kmに換算すると48分15秒くらいだ。目標は達成できている。

前半の心拍を 155-165bpm、後半 165-170bpm を目標にしていた。守れている。

この半年、ランが一番試行錯誤が多かった。走り込もうにもスピードが出ない印象があるので、インターバルを中心に 1-3km で出せるスピードを上げていく練習をしていこうと考えている。


申込


チャリティ枠の「便宜をはかるから、その分の対価を支払って」というのは健全だと思う。7500円ほど高いチャリティ枠を利用した。

横浜は、自宅から近い。近さを差し引いても、山下公園がそもそも交通の便がよい。他の大会なら、交通費と宿泊費で、1万円くらい余裕でとんでしまう。今年は3〜4レースに出たいので、できるだけ出費と時間を抑えたかった。

東京マラソンのチャリティ枠は、10万円くらいしたと思う。10万円になると、私は横浜大会の申込を断念してしまうかも知れない。けれど、それで、大会のいろんな問題が解決するのであれば、ぜひやればいいと思う。

佐渡は、ふるさと納税したら参加権を得られる(抽選ではなく、いきなり参加権)というのをやっていて、なかなかよい。

その他


運営はよかった。申込から、当日の帰宅まで、「進められないこと」「分からないこと」はなかった。ガイドにも十分な情報が記載されていたし、事前にPDFで公開されていたので早めに準備ができた。

運営スタッフがすごく多く、役割が分担されいた。彼らに妥当な対価が支払われていることを願う。

ゼッケンを含んだパッケージ遅配については、運営側が一番だるい思いをしてるだろうから、次回は対策があるだろう。届かなくても受付で対応するとアナウンスしたわけだし、問題はない。

Facebook で遅配のアナウンスがあったとき「こんなに遅れるなんて考えられない。ほんとに連休前に送ったのか? 」とか返信している人がいた。ほんとやめて欲しい。

大会まで1週間の時期に遅配してて、届いてない人は事務局に連絡してくれ、とアナウンスしている状況なのだ。大会を延期できないのだから、一番重要なのは届いてない選手への対応だ。運送会社の荷物を追跡して近くまで行ってるのか調べる、届かなかったら受付で対応する、正直すまんかったとひとこと詫びる、などだ。

この付加価値ゼロの書き込みの時点で、ゼッケンが届いていなかった私としては、ほんとに送ったのか?とかまったくどうでもいい。私はこの1週間の間、具体的に何をすればよいのか、が最優先課題なのだ。

しかも、後で見たら、その書き込みなくなってるし。どうしてもほんとに送ったのか、を知りたいのならば(知ったところで何らアクションを取れないので付加価値は相変わらずゼロだけど)、大会が終わってから聞けばいい。

さてさて横浜マラソンも、横浜トライアスロンも、ローチケを使って受付をしている。RUNNET と Sports Entry によってほぼ独占され、トライアスロンには MSPO が入ってるくらい、という大会申込市場において、ローチケを使うのは悪いことだとは思わない。RUNNET はランニングレースの運営込みのソリューションがあるらしいけれど、トライアスロンの場合はそうじゃないわけだし。ローチケを使うことで、早期にローソンからスポンサー料を得られるなら、よいビジネスモデルだと思う。

ただ、大会からのアナウンスが1本化されていないのは、ちとアレかなと思う。Facebook なのか、ブログなのか。アナウンスの場所によって、微妙に情報が違ったり。メールではないのは、ローチケからメールアドレスを受け取れないのかも知れないし、だいたいメールなんて100%届く確証のない通信プロトコルなので、まあ、しょうがないか。既存システムにちょっと乗っかるシステム開発などを請け負っておりますので、大会の方、よかったらご相談ください(宣伝)。

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